11月4日(水)大分県造林素材生産事業協同組合主催の
地域材利用促進シンポジウム『大径化する地域材の有効利用を目指して』
に出席しました。

林産業を主体とするシンポジウムに出席するのは初めてで、、
林業用語を色々勉強できました。

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齢級(れいきゅう)、小径材、中径材、大径材(たいけいざい)
立木(りゅうぼく)や隠語と思われる『川上 川中 川下』など

川上は林業
川中は流通加工業
川下は工務店、消費者

今回のシンポジウムの概要は、
国産材が輸入材にシェアを奪われて久しく、加えて
少子化と住宅の高寿命化により住宅着工件数が年々減少の一途である。
その為国産材の需要不足による国内人工林の高齢化・大径化が深刻化している。
健全な森林資源のライフサイクル復旧の為にも需要拡大が早急に必要である。

その為には住宅以外に活路を見出す必要があり、現在1割にも満たない2階建て以下の非住宅の木造化を推進・普及させたい。という事がみなさんの総意。
基調講演では大分大学工学部教授の井上先生から、
川上、川中、川下が連携・協力する仕組み造りが必要だと強調されました。
建築の技術と知識を持ち、林産・加工業にも明るいコーディネーターの育成が急務である。と