7月26日の日曜日

フォトグラファーの藤田洋三さんによる、別府街歩きと講演会が行われました。

目玉は今も流川に残る昭和21年オープンの、木造アーケード『標準市場』でした。場所はNTTの東(別府湾)側に位置します。

戦後まもなく、戦地から引き揚げてきた人たちで賑わった街です。

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ここは昭和40年代、『銀天街』で遊んでいた私には、この日までまったく未知の場所でした。

今は役目を終え、ひっそりと看板が残る商店の跡があちこちに、、、

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九丁目の八丁目という有名なおでん屋さんは、今も営業中です。現在は西の道路に面していますが、その昔はアーケード側に入口があったのかもしれません。

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人々の記憶から忘れられようとするこの街を、何とか後世に残そうとする熱い人たちに出会えた見学会でした。